痛風と高尿酸血症

 痛風は、足の指が腫れてひどく痛む病気として有名です。しかし、この関節炎の症状は痛風の症状の一部にすぎません。痛風は、体内に尿酸という物質が異常に蓄積する、からだ全体の病気です。血中の尿酸値が長期間に渡り7J/dlを越えると、痛風発作の危険が高くなります。

 痛風の発作は、足の関節(特に足の親指の付け根)から始まりますが、次第に膝や手首の関節にも現れ、尿路結石血尿などの腎障害や心臓病などを引き起こします。

 高尿酸血症を招く食生活は、1)アルコールの飲み過ぎ2)プリン体の多い食品の食べ過ぎ、即ち、レバーやモツ類、サバ、イワシ、サンマなどの青背の魚、カニ、エビなどの食べ過ぎにあることに多いのです。発作の痛みが治まればそれで安心してはいけません。治療で大切なことは、血中の尿酸値を正常範囲(4〜6J/dl程度)に維持し、発作を再び起こさないようにすることです。治療には、食事・生活の改善と内服薬の投与が必要です。


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